|
都会育ちの子どもにとって、こどもの頃いちばん身近な虫は、セミでもカブトムシでもなく、だんぜんアリとダンゴムシにちがいない。しゃがんだままで移動しながらアリの列をたどったことのない人、ダンゴムシをてのひらの上でクルンとしたことのない人って、いるのかしらと思ってしまう。
何で今までなかったんだろう(あったのかもしれないけれど)と思ってしまう「ダンゴムシ」(アリス館)。写真家の今森光彦が、ダンゴムシに興味を持って、ダンゴムシを探し出して、観察して、撮影して、というストーリーがそのままに書いてあるので、そのまま素直に楽しめる。写真も迫力があって、いきいきとしている。生まれたばかりのダンゴムシの美しさには、感動。
|