
100まんびきのねこ
ワンダ・ガアグ/文・絵
いしいももこ/訳
福音館書店 900円
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人はどうやって、愛する者と出会うのでしょう?
偶然の産物? 必然のなりゆき? 神さまのはからい?
「かわいいねこが1ぴきほしい」という、
おばあさんのためにねこをさがしにゆくおじいさん。
おばさんを喜ばそうと、数え切れないほどの
ねこを連れて帰るおじいさん。
そんなたくさんのねこのから選ばれた
1匹のねことの出会いは
一体何を意味するのでしょう?
いいえ、私たちに出会いの意味など、わかりはしません。
私たちにできるのは、その出会いがこの私にとって
絶対的なものであったと信じること、そして、
それを信じ続けることなのかもしれません。
かつて、おじいさんとおばあさんが出会った時のように。
そして、おじいさんがおばあさんを愛し続けたように。
ユーモラスなタッチで描かれたモノクロの絵本。
こどものころは、丘いっぱいに広がるねこたちが
ただおもしろいだけの絵本だったのに、
大人になった今は、こんなことを考えてしまう、
ちょっと不思議な魅力をもった絵本です。

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