100まんびきのねこ
ワンダ・ガアグ/文・絵
いしいももこ/訳
福音館書店 900円

おとなになること
100万回生きたねこ
ふわふわしっぽと小さな金のくつ
カボチャ ありがとう
よあけ
よるくま
わたしとあそんで
ムッシュ・ムニエルを
ごしょうかいします

ふゆめ がっしょうだん
魔法のことば
コッコさんのともだち
100まんびきのねこ
プンク マインチャ
ゴムあたまポンたろう
月夜のオーケストラ
わたしは わたし
もじゃもじゃペーター
永い夜
人はどうやって、愛する者と出会うのでしょう?
偶然の産物? 必然のなりゆき? 神さまのはからい?

「かわいいねこが1ぴきほしい」という、
おばあさんのためにねこをさがしにゆくおじいさん。
おばさんを喜ばそうと、数え切れないほどの
ねこを連れて帰るおじいさん。
そんなたくさんのねこのから選ばれた
1匹のねことの出会いは
一体何を意味するのでしょう?
いいえ、私たちに出会いの意味など、わかりはしません。
私たちにできるのは、その出会いがこの私にとって
絶対的なものであったと信じること、そして、
それを信じ続けることなのかもしれません。
かつて、おじいさんとおばあさんが出会った時のように。
そして、おじいさんがおばあさんを愛し続けたように。

ユーモラスなタッチで描かれたモノクロの絵本。
こどものころは、丘いっぱいに広がるねこたちが
ただおもしろいだけの絵本だったのに、
大人になった今は、こんなことを考えてしまう、
ちょっと不思議な魅力をもった絵本です。