わたしは わたし
バルブロ・リンドグレン 文
エリクソン/ヘグルンド/
ランドストローム/
オラウソン-セル/ラメル/絵
木村由利子/訳
文化出版局 1400円

おとなになること
100万回生きたねこ
ふわふわしっぽと小さな金のくつ
カボチャ ありがとう
よあけ
よるくま
わたしとあそんで
ムッシュ・ムニエルを
ごしょうかいします

ふゆめ がっしょうだん
魔法のことば
コッコさんのともだち
100まんびきのねこ
プンク マインチャ
ゴムあたまポンたろう
月夜のオーケストラ
わたしは わたし
もじゃもじゃペーター
永い夜
  わたしは こういうわたしなの
  かんがえかたも わたしなの

「長くつしたのピッピ」のリンドグレンの詩には
ピッピ魂があふれています。
それは、どこまでもまっすぐな魂。そして、
はみだしていて、あふれていている感じ。
ちょっとワイルドにすぎる所もあるけど、
フェアで、ユーモアを忘れない。
小さいものや弱いものに対しては、限りなく繊細。

  なれるのなら きになりたい
  こころから なりたい
  あれのに ひとりたち
  ひとのように かんがえる
  かぜのふく いみを
  ほしのまたたく わけを

5人のイラストレーターによる絵も、
草原をわたる風のように、
素朴でさっそうとしています。
この絵本を読んだら、今度はもっと素直に言えるでしょう、
「わたしは わたし」と。