もじゃもじゃペーター
ハインリッヒ・ホフマン /作
佐々木田鶴子/訳
ほるぷ出版 2200円

おとなになること
100万回生きたねこ
ふわふわしっぽと小さな金のくつ
カボチャ ありがとう
よあけ
よるくま
わたしとあそんで
ムッシュ・ムニエルを
ごしょうかいします

ふゆめ がっしょうだん
魔法のことば
コッコさんのともだち
100まんびきのねこ
プンク マインチャ
ゴムあたまポンたろう
月夜のオーケストラ
わたしは わたし
もじゃもじゃペーター
永い夜
髪を切らない、ツメも切らない。
火遊びをする。動物をいじめる。
ゆびをしゃぶる。偏食する。
「してはいけないことをする」って、
何て魅力的なんだろう!

150年前、ドイツで出版された時にも
ベストセラーとなったという
この絵本「もじゃもじゃペーター」。
人間の心をぴたりと言い当てる、その鋭さは
年月を経ても鈍らない。

甘さだけでは、だめ。時には毒も飲まなくては
ろくな大人にはなれない。ろくな子供にもなれない。
クラシックでありながら、新鮮さを失わない絵もいい。
この絵本、まだまだ、あと100年は生き続けるだろう。
人間の方が、先に死ななければ、ね。